京都大原 三千院と宝泉院


3月下旬に京都を訪れました!
今回はや宇治や大原と市内を外して郊外の観光をメインにしました。

天橋立ワイナリーとワインとお宿千歳にも足を伸ばしましたので、こちらは別のブログでご紹介したいと思います。

その中の大原散策を紹介したいと思います。
京都市内はすでに桜が咲き始め、観光客でごった返していた時期だったのですが…
京都市内からは北東の山の上に位置する大原は桜の見ごろは4月下旬からのようで、観光客も少なめで静寂ののんびりとした雰囲気を堪能できました!
今回は三千院と宝泉院を散策しました。

◆三千院

天台宗五箇室門跡(ごかしつもんぜき)の一つで重要文化財の往生極楽院などの見どころがあります。
※門跡(もんせき)とは皇族・貴族が住職を務める特定の寺院、またはその住職のこと。
駐車場から土産物屋が立ち並ぶ風情のある坂道を10分ほど上っていくと到着です。

写真の御殿門をくぐり、受付のあとは客殿などの建物の中を通り、往生極楽院へと進みます。

緑の池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園が美しかったです☆

往生極楽院の建物です。
この中に金色の立派な国宝の「阿弥陀三尊像」が納められていて気軽に鑑賞できるのですが、写真撮影は禁止です。

わらべ地蔵がとても可愛らしいです^^

苔むした庭園がなんとも素敵でした☆

◆宝泉院(ほうせんいん)

三千院から5分ほどテクテクと上っていくと到着です。
柱と柱の空間を額縁に見立て、庭を一枚絵として鑑賞する額縁庭園が有名です。

こちらは樹齢500年の五葉松の額縁庭園です。
観光客が多ければ、こちらの赤じゅうたんにギッシリ人が…という状況なのでしょうが、
女性の2人連れが先にいただけでしたので、譲り合ってゆっくり鑑賞できました☆
大原観光は閑散期が狙い目です!

入館料に抹茶と和菓子がついています。
和菓子の袋に
「大原魚山 風味ひととき 宝泉院」
と書いてありますが、魚山(ぎょざん)とは大原の1000年以上前の呼び名だそうです。
仏教音楽の発祥の地であり、念仏聖による浄土信仰の聖地として今日に至る地だそうです。

飾ってある素朴な野花もなんだか和みました☆

宝泉院をあとにして、駐車場に戻る途中にお土産屋さんに寄ったり、つまみ食いもしました。。。

みたらし団子はかなり好物なのですが、このみたらし団子は団子がやわらかくフワフワしていて、タレも甘さ控えめだけどこってり、近くにあったら、たびたび行きたいお店です。
店名はお食事処「芹生茶屋(せりょうぢゃや)」で三千院の表参道にあります。

こちらは漬物屋の「志ば久」です。
試食を上手に進める明るいノリの店員のおば様につられて、ついついお土産にとたくさん買ってしまいましたが、実際、味も美味しいです。
大原の辺りは漬物が名産品のようです。

京都の新しい一面や奥深さを感じることのできた大原散策でした!
[pinomayu]

タイ PB Valley Khao Yai Winery 3 テイスティング


醸造施設に入ると、入り口すぐのところにパネル等が並んでいており、
まずワイナリーの歴史について学びました。タイ語だから分からなかったろって?
いやいや、何故かここからもう一人英語が話せるガイドさんが現れたので、
何とか助かりました。

ワインの醸造方法について色々と説明を受けています。
面白い事に、GranMonteとPBとは資本関係も無い全くの別組織なのですが、
主力品種が赤シラー、白シュナンブランという事や、オープンバスでツアーを開催したり、
池に面したレストランや宿泊施設を併設していたりと共通点も沢山あります。

一通りワイナリーの概要を説明して頂いた後、奥へと進んで行きます。
大きな扉を開けて向こう側を覗いてみると・・・、

こちらもピカピカに磨き上げられた醸造用の機器がところ狭しと並んでいます。
どうやら今日は使われていないようで、部屋の中は、閑散としていました。

発酵用タンクは、おなじみのステンレスタンクだけでなく、巨大なオーク製のものも。
ステンレスはイタリア製で、オークの方はフランス製だそうです。

一部のワインは、色々なフランス製オーク樽にて熟成されます。
更にこの後、ビン熟成も行い、長いものでは4年以上の期間、熟成されるそうです。
この光景は、世界中のワイナリーどこも同じですね。

さあ、それでは、いよいよお待ちかねのワインテイスティングです。
PB Valleyでは、オープンエアで行ないます。
ここでは、赤、白、ロゼの三種類。全てPB Reserveの銘柄でした。

正直、PB Valleyのワイン、軽く見ていたのですが、想像以上に美味しかったです。
このクラスのワインでも十分飲める上に、レストランで飲んだトップキュベのSupremacyは、
ちょっと驚くレベルです。

【ワインダイアリーのテイスティングノート】

PB Valley Chenin Blanc
PB Valley Rosé

PB Valley Shiraz

テイスティングスペースの横には、やはり定番のスーベニアショップが。
何故か入り口には、怒れるひつじさんが。
あの、そんなに威嚇されると入りにくいんですけど・・・。

こちらでもフロント同様の品揃えで、様々なお土産物が並んでいました。
せっかくですので、winebuffも葡萄の砂糖漬けみたいなものを購入。

短い間でしたが、PB Valley Khao Yai Wineryを満喫させて頂きました。
因みに、ツアーのお土産はグレープジュースでした。
迎えの車が来るまで、玄関に置いてある椅子でしばし休憩です。ふうっ。

【ワインマップデータ】

PB Valley Khao Yai Winery

タイ PB Valley Khao Yai Winery 2 ワイナリーツアー


今回、このようなトラクターに引かれるオープンバスに乗って畑を巡ります。
winebuff以外にもタイ人のカップルや海外から来られた老夫婦らしき方達もおられました。
それでは、出発進行!

このワイナリーは、ピヤ・ビロンハクディ氏によって1989年に創業され、1998年に
初めてワイン用葡萄を収穫し、翌年初のワインを醸造。2000年には改良を重ね、
「PB Khao Yai Reserve」のブランドを作り、2006年には「Pirom」、「Sawasdee」
とラインナップを充実させてきました。

イタリアやオーストラリア等、世界各地の品評会で賞を受賞し、2003年には、
バンコクで開催された、アジア太平洋経済協力会議(APEC)でも、公式ワインと
して採用されるまでに。今や、タイで最大のワイナリーに成長しました。

といった事をたぶん、一番前に座ったガイドのお姉さんが一生懸命説明して下さっていた
と思うのですが、いかんせんタイ語なので全然分かりません…。
加えてトラクターの音が凄まじいので、多分後ろのタイ人の人達も聞こえてなかったのでは。

狭い農道の両側には、葡萄畑が広がっています。タイでは、ワイン用葡萄の栽培&収穫も
年に二回可能だそうですが、やはり雨季の葡萄は害虫の被害もあり、そもそも味も
良くないとの事から、乾季(10月から2月)のみとなっています。

トラクターは、結構細い道に突っ込んで行きます。アップダウンやカーブもあって、
しっかり掴まっている必要があります。

突然、トラクターが停止しました。どうやら、ここは、ワイン用葡萄ではなく、
生食用の葡萄のようです。こちらは、棚仕立てとなっていて、入り口も厳重に
管理されています。まあ、単価が全然違いますから・・・。

生食用の葡萄品種は1年を通じて栽培&収穫しているとの事でした。
日本でもおなじみのマスカット・オブ・アレキサンドリアなどもありました。

更にトラクターは、轟音を上げながらゴトゴト進んで行きます。
流石にGranMonteの5倍の広さもあると移動するだけでも時間が掛かります。
写真は、ありませんが、まだ葡萄が栽培されていない更地も結構ありました。
これからもっと栽培面積が広がっていくのでしょうか。

そうこうしている内に、ようやくトラクターは、目的地に着きました。
この建物が、PB Valleyの醸造施設です。これからこの中を見学させて頂きます。
<続く>

タイ PB Valley Khao Yai Winery 1 ランチタイム


今回は、GranMonte以外にもう一カ所、ワイナリーを訪問してきました。

GranMonteから10km程離れたところにあるもう一つのワイナリー、それが
PB Valley Khao Yai Wineryです。ここは、GranMonteの約5倍の規模が
あり、80haの葡萄畑を所有して、2名のタイ人醸造家によるワイン作り
が行なわれています。

GranMonteからワイナリーの車で送ってもらい、PB Valleyの正面玄関に
乗り付けました。こちらは、タイの伝統的な建物なんでしょうか。
GranMonteとは雰囲気が違いますね。んっ、何だこれは?

入り口でお出迎えしてくれたのは、巨大なカエル君です。
しかもなかなかサイケな発色ですな。そう言えば、スワンナプーム国際空港
の駐車場に向かう際、歩道の側溝からとても賑やかな声で鳴いているのが
聞こえてきました。因みに、タイでは、カエルは、幸運を運んでくる縁起の
良い生き物と言われており、特に金運に関わるそうです。

入り口すぐのフロントで、今回のワイナリーツアーのチケットを購入します。
一日三回催行されており、参加費用は、一人300バーツだそうです。

このようなチケットを手渡されます。説明によるとお土産の半券が付いて
いるとの事。ツアーの最後に貰えるそうで、楽しみです。

ツアー開始が1時30分からだったので、まだだいぶ時間があります。取りあえず、
その辺をブラブラしてみます。なかなか、個性的な飾り付けですね・・・。

フロントに隣接して、おなじみのお土産物屋さんがあります。
こちらもワイナリーのワインにジャム、ジュース、ドライフルーツ、お菓子等が
売られています。しかし、この高温多湿な環境でエアコンも無しに、ワインを
放置しておいて大丈夫なのでしょうか。ちょっと心配になります。

ショップを見てもまだかなり時間が余っているので、ここらで先にランチを
頂いてしまいましょう。このお店は、Great Hornbill Grillという名前で、
タイ料理と西洋料理の二本立てだそうです。

こちらは、PB Healthy Salad。野菜や海藻類を醤油仕立てのドレッシング
で頂きます。ボリュームもちょうど良い位。

続いて、Fried Rice Chicken small size。要は、チャーハンです。
こちらも油をあまり使っておらずヘルシーなんですが、ちょっと薄味過ぎました。
仕方が無いので、テーブルの塩をパラパラと振りかけます。

お昼前から既にお客さんが入っており、後からも続々とランチ客が。
結構流行っているようです。こちらも失礼して、昼間からグラスワイン
を注文。私は、食べませんでしたが、専用オーブンで焼くピザが一押しとか。

レストランは、池に面してテラス席が。涼しい時間帯なら快適そうです。
さあ、お昼も頂いてそろそろツアーの開始時間となりました。
集合場所のフロントまで戻りましょう。<続く>

タイ GranMonte Asoke Valley 6 テイスティング


施設見学後、場所を変えて、いよいよテイスティングです。
テイスティングルームは、ショップの隣にあって、気に入ったワインがあれば
直ぐ購入可能です。(これは、基本ですね。)

テイスティングの前に、ワイナリーの歴史が分かるビデオも拝見しました。
しかし、1999年、まだまだワインが一般的で無かった時代に起業されたオーナーは、
さぞかしご苦労された事とお察しします。

今回、試させて頂いたのは、赤、白、ロゼにスイートワインの4種類。
詳細は、ダイアリーを見て頂くことにしますが、どれも個性のある魅力的なワインでした。

Sole Chenin Blanc Viognier
Sakuna Syrah Rosé
The Orient Syrah
Bussaba Natural Sweet Wine

GranMonteのワインは、色々な雑誌に取り上げられ、国内外での受賞歴も数多い、
優れたワイン達です。多くの人は、タイでアルコールと言えば精々ビール位しか
知らないと思いますが、ワインも高品質なものが生産されています。

日本の賞も受賞しているんですね。お恥ずかしながら知りませんでした。
winebuffも飲んでその味わいに驚きを禁じ得ませんでしたが、皆さんも機会があれば
是非一度GranMonteのワインにトライしてみて下さい。

日本では、カーヴドリラックスさんで取扱いがあるそうです。

カーヴドリラックスHP

実は、winebuffが滞在していた際に、アルコール禁止のブッデストデーなる日が
ありました。本来ならワインを飲んだり購入したりすることも出来なかった
のですが、オーナーにこっそり便宜を図って頂きました(汗)。
本当に色々と良くして頂き、ありがとうございました!

[winebuff]

P.S

GranMonteのワインダイアリー&ワインマップの情報も参考にしてみて下さい。


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