ワインの梱包
- 2012年11月30日
- Wine
私は、よく旅先でその土地のワインを購入し、(宅急便等利用せず)手持ちで持って帰ってくるのですが、一本、二本ならともかく五本、六本と増えてくるとさすがに有る程度の梱包をする必要が生じます。特に海外でワインを大量に買い込んだ場合は、帰りの空港での厳しい(というか酷い)取り扱いに備えねばなりません。これを怠ると帰国後の荷物引き取りの際に、とても悲しい出来事に遭遇します。私自身はそのような経験はありませんが、一度成田で他の人の不幸な事故を目撃した事があります。その人は、使い込まれたリモワのジェラルミンケースを持っていて、とても旅慣れた様子の人でした。周りにいた知人との会話からイタリアに駐在していた人だと推測したのですが、その人が角を曲がって流れてくるベルトコンベアの荷物を見つけた瞬間から周囲に漂う慣れ親しんだ香りが・・・。その人も気づいたのでしょう、慌てて荷物を取り上げると下の方から赤い液体がポタポタ(というかドボドボ)と滴り始め・・・。プライオリティバゲージ(受託手荷物の優先取り扱い)だからといって油断出来ません、その荷物にもしっかりプライオリティ・タグが付いていましたので。一般的にはワインショップで付けてくれる緩衝材(あのビニールのプチプチやダンボールの蛇腹みたいな奴)で十分かと思うのですが、私は更にビニール袋に二重に詰めた上に旅先で着た下着などでくるみます。そして、出来るだけ周囲に固いモノが当たらないよう、ワインの瓶が動かないよう気を付けながら荷物を詰め込みます。そうそう、先ほどワインの瓶を割った事が無いと言いましたが、ワインの瓶での失敗は他にあります。ワインの大量購入をもくろんで大きなスーツケースを買ったは良いのですが、初使用の旅行であまりに詰め込み過ぎ、空港で計測すると何と33kg超。当然、空港カウンターで注意され慌てて荷物の再分配をするハメに。最高で20本近く購入した事もありますが、何事にも限度というものがありますね、トホホ・・・。[winebuff]