京都大原 三千院と宝泉院
- 2015年04月04日
- Lifestyle
3月下旬に京都を訪れました!
今回はや宇治や大原と市内を外して郊外の観光をメインにしました。
天橋立ワイナリーとワインとお宿千歳にも足を伸ばしましたので、こちらは別のブログでご紹介したいと思います。
その中の大原散策を紹介したいと思います。
京都市内はすでに桜が咲き始め、観光客でごった返していた時期だったのですが…
京都市内からは北東の山の上に位置する大原は桜の見ごろは4月下旬からのようで、観光客も少なめで静寂ののんびりとした雰囲気を堪能できました!
今回は三千院と宝泉院を散策しました。
◆三千院
天台宗五箇室門跡(ごかしつもんぜき)の一つで重要文化財の往生極楽院などの見どころがあります。
※門跡(もんせき)とは皇族・貴族が住職を務める特定の寺院、またはその住職のこと。
駐車場から土産物屋が立ち並ぶ風情のある坂道を10分ほど上っていくと到着です。
写真の御殿門をくぐり、受付のあとは客殿などの建物の中を通り、往生極楽院へと進みます。
緑の池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園が美しかったです☆
往生極楽院の建物です。
この中に金色の立派な国宝の「阿弥陀三尊像」が納められていて気軽に鑑賞できるのですが、写真撮影は禁止です。
わらべ地蔵がとても可愛らしいです^^
苔むした庭園がなんとも素敵でした☆
◆宝泉院(ほうせんいん)
三千院から5分ほどテクテクと上っていくと到着です。
柱と柱の空間を額縁に見立て、庭を一枚絵として鑑賞する額縁庭園が有名です。
こちらは樹齢500年の五葉松の額縁庭園です。
観光客が多ければ、こちらの赤じゅうたんにギッシリ人が…という状況なのでしょうが、
女性の2人連れが先にいただけでしたので、譲り合ってゆっくり鑑賞できました☆
大原観光は閑散期が狙い目です!
入館料に抹茶と和菓子がついています。
和菓子の袋に
「大原魚山 風味ひととき 宝泉院」
と書いてありますが、魚山(ぎょざん)とは大原の1000年以上前の呼び名だそうです。
仏教音楽の発祥の地であり、念仏聖による浄土信仰の聖地として今日に至る地だそうです。
飾ってある素朴な野花もなんだか和みました☆
宝泉院をあとにして、駐車場に戻る途中にお土産屋さんに寄ったり、つまみ食いもしました。。。
みたらし団子はかなり好物なのですが、このみたらし団子は団子がやわらかくフワフワしていて、タレも甘さ控えめだけどこってり、近くにあったら、たびたび行きたいお店です。
店名はお食事処「芹生茶屋(せりょうぢゃや)」で三千院の表参道にあります。
こちらは漬物屋の「志ば久」です。
試食を上手に進める明るいノリの店員のおば様につられて、ついついお土産にとたくさん買ってしまいましたが、実際、味も美味しいです。
大原の辺りは漬物が名産品のようです。
京都の新しい一面や奥深さを感じることのできた大原散策でした!
[pinomayu]