岡山ワイナリー巡り2日目 & 大原美術館
2日目は岡山市から倉敷市方面へ、さらに少し山を上り倉敷市船穂町にある【ふなおワイナリー】を訪問しました。
シンプルな建物。
丘の上にあり、丘陵の南斜面は年間降水量も少なく、マスカット栽培に適しており、明治時代からぶどう作りが行われてきたそう。
マスカット・オブ・アレキサンドリアはマスカットの原種で2000年前のエジプトでも栽培されていて、クレオパトラも食したとか!
昨年から真備産のピオーネぶどうのワインも作り始めた。
説明してくださった店員の方。
これにて、岡山県内のワイナリー4ヶ所巡りは終了。
次は今回の旅の大きな目的のひとつ、倉敷市にある【大原美術館】です。
国内に MUST SEE 必見な美術館、たくさんあると思いますが、大原美術館はその中でも10傑には入るのではないでしょうか?!
まだ行っていない、でも行ってみたい美術館のひとつでした。
建物はもっと近代的な感じを想像していたので、重厚でびっくりしました。
写真は「本館」です。
他に「分館」と古い蔵をつなぎあわせた形の「工芸・東洋館」、少し離れた場所に「児島虎次郎記念館」があります。
1930年に倉敷紡績などを経営する実業家、大原孫三郎が創設。
孫三郎の経済的支援を受けていた画家の児島虎次郎が、孫三郎の社会貢献活動への寄与を願い、西洋の優れた作品収集を行うことを提案。
1920年代に児島が西洋諸国を巡って
エル・グレコ<受胎告知>
クロード・モネ<睡蓮>
ポール・ゴーギャン<かぐわしき大地>
アメデオ・モディリアーニ<ジャンヌ・エビュテルヌの肖像>
パブロ・ピカソ<頭蓋骨のある静物>
などを収集。
「工芸・東洋館」には河井寛次郎やバーナード・リーチ、棟方志功などの作品が展示されている。
「分館」では現代アート展を開催中でした。
うーむ、やっぱり現代アートは少し難しい…
美術館の敷地内にある「新渓園」のお庭を眺めながら、しばしの休憩。
美術館の感想としては、欲を言えば、あと一歩、作品達に厚みがあると言うことないのだけど。。。
でも、作品と美術館の雰囲気、美術館周囲の倉敷美観地区の町並み、
そして、戦前の時期に日本で初めて開館した私立の美術館という希少価値と
間違いなく行って良かったMUST SEE美術館でした!
周りの倉敷美観地区には古い町並みが残り、食事処やお土産屋さんが立ち並ぶ。
「有隣壮」大原家の旧別邸
ランチは地元岡山に住む、ご夫婦と待ち合わせ。
ご夫婦とはニューヨークに向かう機内で知り合い、ニューヨーク、東京に続いて、ここ岡山とお会いするのは3都市目になります!
ゆっくりお話するには時間が足りませんでしたが、こちらのカフェでゆったり時間を過ごせました~
倉敷美観地区から車で10分ほどの場所にある「水辺のカフェ 三宅商店 酒津」。
http://www.miyakeshouten-sakazu.com/
三宅商店のレストランは美観地区内にもあるようです。
こちらは「水辺のカフェ」とある通り、八ヶ郷用水沿いにある古民家を再利用したカフェレストランです。
2階の水辺が見渡せる席を予約してくださいました。
三宅カレー+ケーキセットで1300円。
カレーも美味しかったです。
岡山1泊2日旅は以上で終了。
国内旅行はほとんどの場合、ワイナリーと地元の観光名所を組み合わせてのスケジュールとなりますが、次はどこになるやら?
まだ行っていないワイナリーのある県は宮崎、広島、長野、新潟。。。