ワイン展 国立科学博物館
ワイン好きな方なら勿論チェックされていると思いますが、
上野の国立科学博物館にて
2015年10月31日(土)~2016年2月21日(日)
「ワイン展ーぶどうから生まれた奇跡ー」
が開催されています。
11月下旬に行ってみました!
前半部分は写真撮影も可能でしたので、一部抜粋してご紹介したいと思います。
ワインのこと、知っているつもりでしたが、改めて認識したこと、感心したことなどがあり、興味深い展示会でした。
さすが、国立科学博物館が開催しているだけある展示会です。
現在の栽培品種は紀元前3000年ころナイル川流域で誕生したそうです。
日本の気候に適した代表的なワイン用ぶどうは、
白は甲州、赤はマスカットベリーAです。
ぶどうはほとんどが台木に接ぎ木されています。
ぶどう畑の作業の半分は、ぶどうを育てること、
もう半分はぶどうを守ることです。
展示の中には様々な体験コーナーもありました。
こちらは熟していない粒(未熟果)や病気のある粒(病果)、腐ってしまった粒(腐敗果)を取り除く
選果作業の体験コーナーです。
果肉には糖分(ブドウ糖、果糖など)、有機酸(酒石酸、リンゴ酸、クエン酸など)、ミネラルが含まれており、
果皮と種子にタンニンが含まれています。
こちらは足踏み体験コーナーです。
破砕機のない時代には足で踏んで破砕していました。
発酵中の液の上下の均一性を保つ為に
ピシャージュ(櫂でかきまぜる)や
ルモンタージュ(下部から抜き取った液をポンプで汲み上げて上から注ぐ)
を行います。
インドやタイでも、ワイン作りが行われています。
数年前にタイのホアヒンのワイナリーを訪れ、エレファントトレッキングしました!
その様子はこちら
お酒に弱い日本人の遺伝子のお話、興味深かったです。
肝臓の酵素の遺伝子が関係あるそうです。
ワイン好きな私 pinomayu ですが、実はお酒はたくさんの量をのめません。
やはり体質的に致し方のないことなのですね。
展示会のグッズ販売コーナーです。
エノテカなど大手ワインショップのワインも販売されていました。
ワイン好きな方々の為に、もう少し、ひねりのあるレアなワインも置いてあればさらにこの展示会の希少価値が上がって面白いのにな、と夫 winebuff がつぶやいておりました。。。
観覧後、博物館のレストランでランチしました。
ワイン展記念のみ比べセットもありました。
右の写真は一日限定50食の
ワイン展記念メニュー¥1600で
カップスープ
子羊のソテー 粒マスタードソース
銀マトウ鯛のポワレ トマトオリーブのソース
のお料理なのですが、だいぶ写真と違ったような…
残念な部分もありましたが…
展示会自体は一見の価値ありです。
ワイン好きな方は是非、足を運んでみてください。
[pinomayu]