タイ GranMonte Asoke Valley 5 ワイナリーツアー


さあ、それでは、ワイナリーを案内してもらうために、待合せのスーベニアショップまで
歩いて行きましょう。ゲストハウスを出て、テクテク畑沿いに歩いて行くと・・・。

後ろからカッコいい2シーターの外車がやってきて止まりました。
貫禄あるおじさま
「どうかね、乗っていかんかね?」

「は、はい。ありがとうございます!」


何を隠そう、この方が、GranMonteのオーナーであるVisooth Lohitnavyさん。
とても気さくなオーナーで感激です。
写真は、案内担当のスタッフに何やら指示をしているオーナーです。

畑でスタッフの方に色々説明を受けつつ、醸造所にやってきました。
現在、収穫の真っ最中なので、慌ただしい雰囲気です。
(恐縮する事しきり。お忙しいところ申し訳ありませんでした。)

本日、醸造所の案内をして頂くオーナーの娘さん、ニッキーさんです。
彼女は、何とGranMonteの醸造責任者!で、オーストラリアにて醸造学を習得された
才媛です。笑顔が素敵な方ですが、ラボの中では、厳しい表情でお仕事をされていました。

フランスやイタリア、オーストラリア等から購入した醸造用の機器は、ピカピカで、
清潔に保たれています。

タンクの側には、小さいながらラボの設備も。家族経営のワイナリーと聞いていたので、
もっとのどかな農家をイメージしていたのですが、かなり本格的で驚きました。
ここは、Smart Vineyardというモニタリングシステムを活用しており、気候などの
データをリアルタイムでチェックしているそうです。

その日は、発酵用の酵母の試験も行なっていました。ワイン造りは基本農業なのですが、
こうして見ると、化学実験の様な趣きもありますね。

巨大なステンレスタンクでは、様々なワインが発酵されています。気になって色々と質問して
いると、論より証拠、飲んでみますか?と勧められました。

こちらは、発酵中の白ワインですね。なるほど、酸味があって微発泡しています。

こちらは、発酵前のロゼワイン。まだ発酵していないので、糖分がアルコールに変換
しておらず、甘めの味わいです。

ワインは、ステンレスタンクで発酵後、最大18ヶ月、フランス産とアメリカ産のオークで
熟成されます。GranMonteでは、それ以上のいわゆるリザーブワインは、無いそうです。

ファーストビンテージのシュナンブランのスパークリングワインも。
こちらは、後ほどオーナーに飲ませて頂きました。
シャンパーニュと同じ製法で、ビンテージ物の本格派です。

さてさて、この後は、場所を変えてお楽しみのワインテイスティングです。
ニッキーさん、お忙しいところ、どうもありがとうございました。<続く>

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