新緑の神話の里、高千穂峡☆


5月末に熊本空港を起点として熊本ワインと五ヶ瀬ワイナリーを1泊2日で訪問しました。
多少の時間の余裕がありましたので、近隣の観光スポットを探していたところ五ヶ瀬ワイナリーから車で30分ほどの場所に「高千穂峡」がありました!
ちなみに五ヶ瀬ワイナリーと高千穂峡は宮崎県になりますが、宮崎空港より熊本空港が距離的に近いです。
(ワイナリー訪問については別のブログでご紹介します。)

午前中に熊本方面から山道をウネウネとレンタカーで2時間くらいドライブし、五ヶ瀬ワイナリーを見学。
ランチは「道の駅高千穂」でとりました。

こちらは「道の駅高千穂」の駐車場にあった大きな岩で「天手力男命(あめのたぢからおのみこと)」です。
岩屋に隠れた天照大神(あまてらすおおみかみ)が天鈿女命(あめのうずめのみこと)の踊りの賑わいを覗くために岩屋の戸を少し開けてみたところ、手力男命が力の限り岩戸を取り払った、という力持ちの神様です。

こちらは手力男命の裏側にあった天鈿女命の岩です。
岩屋戸の前で調子面白く踊った為、神楽・技芸等の芸能の神様とされてます。
この天鈿女命はあまり、かわいくないなぁ…
高千穂の夜神楽(よかぐら)のひとつにこの神様達も出てきます。

こちらは「道の駅高千穂」から数分の場所にある、1800年前に創設されたという「高千穂神社」です。
今回はこの「高千穂神社」の駐車場にレンタカーを止め、高千穂峡を目指しました。。。

さて…
事前に用意していた高千穂峡周辺ガイドマップを見る限り、高千穂神社から高千穂峡は気楽に歩いていけるように見えたのですが…
名前の通り、高千穂峡は峡谷ですから、実は高千穂神社からは、かなり下らないといけません。
行きはいろは坂のようなアスファルト道を20分ほど下り、下りはまだ良かったのですが…
帰りは石段の自然観察道をゼエゼエしながら上って上って、高千穂神社の裏手に到着します。
気楽に散策気分で行ったので、予想していないハードさでした。
山歩きに自信のない方は、もっと高千穂峡に近い駐車場を利用することをお勧めします!

それでも、新緑の季節の高千穂峡は評判通りの美しさで、一見の価値ありでした☆
高千穂峡は阿蘇火山活動の時に噴出した溶岩流が五ヶ瀬川の沿って帯状に流れ出し、急激に冷却した為できた渓谷で、高いところで100m、平均80mの断崖が約7km続いている。

「真名井の滝」
高千穂峡のメインスポットで高さ17m、日本の滝百選に選ばれている。
ボートに乗ると滝壷の近くまで行ける。

「鬼八の力石(きはちのちからいし)」
悪さばかりしていた鬼八に三毛入野命という神様が投げつけて退治したという重さ200tの石。

「仙人の屏風岩」
高さ70m。
不老不死の術を得、神通力を持つ仙人にこそ成せる業のような造形美ということから名づけられた。

「槍飛橋(やりとびばし)」
一番川幅の狭いところで、戦国時代に橋のない五ヶ瀬川を渡るのに、槍を使って飛び渡ったとされる場所。

高千穂大橋と神都高千穂大橋。

この日はあいにくの小雨でしたが、雨が高千穂峡の神秘的な美しさをより魅力的に映し出していたように思います☆
[pinomayu]

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