博物館に初もうで


みなさま、明けましておめでとうございます!
本年も、2VISITAS.COMをどうぞよろしくお願いいたします。


winebuff達も新年は、毎年どこかの神社に初もうで参りに行くのですが、今年はちょっと趣向を変えて、博物館?に行ってまいりました。実は、タイトルにある「博物館に初もうで」とは、東京国立博物館で毎年行っているイベントで、毎年年初にその年の干支にまつわる名品が公開されています。本年度は、申年なので、矢上光広作の千疋猿透大小鐔や、18世紀の狂言面猿、塩見政誠作の三猿蒔絵印籠など、「さる」に関係する収蔵品が公開されていました。

猿の生態や特徴、文化史的側面等から猿の名品が紹介されており、その造形の面白さをぜひ皆さんにも見ていただきたいとの事です。


また、「博物館に初もうで」の会期中には、先着10,000名様にワークシートを配布。winebuffも入手しましたが、裏面が狩野山雪筆の猿をデザインしたカレンダーになっており、一年間活躍しそうです。

この企画、中々興味深く、また毎年行っているので、少し気が早いですが、来年の「とり」の催しにも足を運ぼうかと考えています!

[winebuff]

京都大原 三千院と宝泉院


3月下旬に京都を訪れました!
今回はや宇治や大原と市内を外して郊外の観光をメインにしました。

天橋立ワイナリーとワインとお宿千歳にも足を伸ばしましたので、こちらは別のブログでご紹介したいと思います。

その中の大原散策を紹介したいと思います。
京都市内はすでに桜が咲き始め、観光客でごった返していた時期だったのですが…
京都市内からは北東の山の上に位置する大原は桜の見ごろは4月下旬からのようで、観光客も少なめで静寂ののんびりとした雰囲気を堪能できました!
今回は三千院と宝泉院を散策しました。

◆三千院

天台宗五箇室門跡(ごかしつもんぜき)の一つで重要文化財の往生極楽院などの見どころがあります。
※門跡(もんせき)とは皇族・貴族が住職を務める特定の寺院、またはその住職のこと。
駐車場から土産物屋が立ち並ぶ風情のある坂道を10分ほど上っていくと到着です。

写真の御殿門をくぐり、受付のあとは客殿などの建物の中を通り、往生極楽院へと進みます。

緑の池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園が美しかったです☆

往生極楽院の建物です。
この中に金色の立派な国宝の「阿弥陀三尊像」が納められていて気軽に鑑賞できるのですが、写真撮影は禁止です。

わらべ地蔵がとても可愛らしいです^^

苔むした庭園がなんとも素敵でした☆

◆宝泉院(ほうせんいん)

三千院から5分ほどテクテクと上っていくと到着です。
柱と柱の空間を額縁に見立て、庭を一枚絵として鑑賞する額縁庭園が有名です。

こちらは樹齢500年の五葉松の額縁庭園です。
観光客が多ければ、こちらの赤じゅうたんにギッシリ人が…という状況なのでしょうが、
女性の2人連れが先にいただけでしたので、譲り合ってゆっくり鑑賞できました☆
大原観光は閑散期が狙い目です!

入館料に抹茶と和菓子がついています。
和菓子の袋に
「大原魚山 風味ひととき 宝泉院」
と書いてありますが、魚山(ぎょざん)とは大原の1000年以上前の呼び名だそうです。
仏教音楽の発祥の地であり、念仏聖による浄土信仰の聖地として今日に至る地だそうです。

飾ってある素朴な野花もなんだか和みました☆

宝泉院をあとにして、駐車場に戻る途中にお土産屋さんに寄ったり、つまみ食いもしました。。。

みたらし団子はかなり好物なのですが、このみたらし団子は団子がやわらかくフワフワしていて、タレも甘さ控えめだけどこってり、近くにあったら、たびたび行きたいお店です。
店名はお食事処「芹生茶屋(せりょうぢゃや)」で三千院の表参道にあります。

こちらは漬物屋の「志ば久」です。
試食を上手に進める明るいノリの店員のおば様につられて、ついついお土産にとたくさん買ってしまいましたが、実際、味も美味しいです。
大原の辺りは漬物が名産品のようです。

京都の新しい一面や奥深さを感じることのできた大原散策でした!
[pinomayu]

Afternoon Tea @ Intercontinental Hotel Tokyo


昨年、ストリングスホテルのアフターヌーンティーにはまって、1年間で6回も週末の午後を過ごしに出かけたのを思い出し…
家族の誕生日祝いも兼ねて、今回はインターコンチネンタルホテルのアフターヌーンティーに行ってきました!

昨年のストリングスホテルの様子はこちら

ロビーを入ってすぐのアトリウムラウンジでアフターヌーンティーをしました。
螺旋階段を上ったシャンパンバーでも同じメニューの用意があるようです。

こちらが3段重ねのアフターヌーンティーセット¥3.600です。
見た目も豪華で気分が盛り上がる演出です☆
こちらにコーヒーやマリアージュフレールの紅茶など、好きなドリンクを注文できます。
ちなみにこの写真は2人分が盛り付けられています。


まず1段目が「苺のダークチョコレートフォンデュ」
苺とチョコレートの組み合わせ、なんだかお姫様気分です^^;
確か、実家の押入れにチョコレートフォンデュ用の食器をしまってあるはず…
出してきて、家でもやってみようかなぁ、と思いました。


2段目が「イングリッシュスタイル クロスティーニ」で「玉子のサラダ」「きゅうりとディルのタルタル」「スモークサーモンのタルタル」の3種のディップを後ろに隠れている、薄くスライスしたパンにつけていただきます。
甘いものばかりだと飽きてしまうので、お口直しにほど良い量です。
それぞれのディップがガラスの小瓶に入っていて、こういうのも美味しくみせる演出だなぁ、勉強になるわと感心するpinomayuでした。
味もどれも美味しくて、これは何の食材が使われているのか、と話をしながらいただくのも楽しい時間です。


そして3段目に、こちらの黒い箱が置いてあり、開けてみると…

「ピエール・ガニェール・パン・エ・ガトーのサプライズボックス」です!
わぁ、とまた歓声があがるポイントです。
どれも見た目もかわいくて美味しそう^^
マカロンやマロンケーキなど、小菓子の詰め合わせです。
どれから食べようかと迷ってしまいます。


お紅茶とともに、3段のセットを堪能しました!
こちらの変わったデザインのティーカップセットは Villeroy&Boch(ビレロイ&ボッホ)の器でした。
器の裏をすかさずチェック。。。

ドリンクがおかわり自由なようで、そろそろ食べ終わり帰り支度、という頃に、こちらからはお願いしていなかったのですが、おかわりを持ってきて下さいました。
そこから、さらに30分ほど、のんびりとおしゃべりさせていただきました。
タイミングよく気が利くサービスも、優雅な時間を過ごすのに花を添えているように感じた、素敵な午後茶の体験でした!

[pinomayu]

新緑の神話の里、高千穂峡☆


5月末に熊本空港を起点として熊本ワインと五ヶ瀬ワイナリーを1泊2日で訪問しました。
多少の時間の余裕がありましたので、近隣の観光スポットを探していたところ五ヶ瀬ワイナリーから車で30分ほどの場所に「高千穂峡」がありました!
ちなみに五ヶ瀬ワイナリーと高千穂峡は宮崎県になりますが、宮崎空港より熊本空港が距離的に近いです。
(ワイナリー訪問については別のブログでご紹介します。)

午前中に熊本方面から山道をウネウネとレンタカーで2時間くらいドライブし、五ヶ瀬ワイナリーを見学。
ランチは「道の駅高千穂」でとりました。

こちらは「道の駅高千穂」の駐車場にあった大きな岩で「天手力男命(あめのたぢからおのみこと)」です。
岩屋に隠れた天照大神(あまてらすおおみかみ)が天鈿女命(あめのうずめのみこと)の踊りの賑わいを覗くために岩屋の戸を少し開けてみたところ、手力男命が力の限り岩戸を取り払った、という力持ちの神様です。

こちらは手力男命の裏側にあった天鈿女命の岩です。
岩屋戸の前で調子面白く踊った為、神楽・技芸等の芸能の神様とされてます。
この天鈿女命はあまり、かわいくないなぁ…
高千穂の夜神楽(よかぐら)のひとつにこの神様達も出てきます。

こちらは「道の駅高千穂」から数分の場所にある、1800年前に創設されたという「高千穂神社」です。
今回はこの「高千穂神社」の駐車場にレンタカーを止め、高千穂峡を目指しました。。。

さて…
事前に用意していた高千穂峡周辺ガイドマップを見る限り、高千穂神社から高千穂峡は気楽に歩いていけるように見えたのですが…
名前の通り、高千穂峡は峡谷ですから、実は高千穂神社からは、かなり下らないといけません。
行きはいろは坂のようなアスファルト道を20分ほど下り、下りはまだ良かったのですが…
帰りは石段の自然観察道をゼエゼエしながら上って上って、高千穂神社の裏手に到着します。
気楽に散策気分で行ったので、予想していないハードさでした。
山歩きに自信のない方は、もっと高千穂峡に近い駐車場を利用することをお勧めします!

それでも、新緑の季節の高千穂峡は評判通りの美しさで、一見の価値ありでした☆
高千穂峡は阿蘇火山活動の時に噴出した溶岩流が五ヶ瀬川の沿って帯状に流れ出し、急激に冷却した為できた渓谷で、高いところで100m、平均80mの断崖が約7km続いている。

「真名井の滝」
高千穂峡のメインスポットで高さ17m、日本の滝百選に選ばれている。
ボートに乗ると滝壷の近くまで行ける。

「鬼八の力石(きはちのちからいし)」
悪さばかりしていた鬼八に三毛入野命という神様が投げつけて退治したという重さ200tの石。

「仙人の屏風岩」
高さ70m。
不老不死の術を得、神通力を持つ仙人にこそ成せる業のような造形美ということから名づけられた。

「槍飛橋(やりとびばし)」
一番川幅の狭いところで、戦国時代に橋のない五ヶ瀬川を渡るのに、槍を使って飛び渡ったとされる場所。

高千穂大橋と神都高千穂大橋。

この日はあいにくの小雨でしたが、雨が高千穂峡の神秘的な美しさをより魅力的に映し出していたように思います☆
[pinomayu]

“ARIA VILLAS” Ubud, Bali Island,Indonesia


1月下旬にインドネシアのバリ島、ウブドのホテルに4泊しました!
今回泊まったのは昨年2013年秋にオープンしたばかりの”ARIA VILLAS”全8室の新しいホテルです。
1月はバリ島は雨季なので、午後のスコールでお部屋でマッタリと過ごす時間を想像していたのですが…運良く、4泊滞在する間に一度も雨に降られませんでした☆

お部屋はこのようにシンプルでモダン!
シンガポールのデザイナーの方が担当されたそうです。
家具や壁の色が木目とグレーに統一されているので、グリーンアップルの入った黄色の器が映えます。

お部屋から眺める景色はこのような感じ。
渓谷の向こう側の緑を眺めることができます。
朝起きて、カーテンを開けると日差しとこの緑の景色を眺めることができるのが贅沢でした!
プライベートプールも満足な大きさです。

お部屋に飾られているオブジェもセンスが良いです。

こちらのプールサイドのテーブル席で、毎朝、朝食をいただきました。
プールのブルーグリーンと椅子のグリーンカラーも統一感があって美しい。

朝食の様子です。
コンチネンタル、シリアル、卵料理、インドネシア料理、フルーツ、ジュースなど食べたいものを好きな量だけ前日の夜にオーダーします。
同じ卵料理でも4日間、少しずつメニューが違うので、飽きずに楽しめました。
何より、朝の心地よい空気のなか緑の景色を眺めながら、屋外でいただく朝食は格別です。

さて、昼間は何をしていたかというと…
ウブドにはバリニーズアートの美術館がたくさんあり、アート好きな方は必見です☆

今回の訪れたのは
・アルマ美術館 ARMA
・プリルキサン美術館 MUSEUM PURI LUKISAN
・ネカ美術館 MUSEUM NEKA
の三か所です。
バリの伝統的な絵画からカラフルなモダンアートまで幅広く展示されています。

バリの人々の生活を表現した絵画のひとつ。
細部まで緻密に描きこんだ画が多かったように思います。

あとは買い物。
これからのリゾート地で活躍しそうなバリ風の巻きスカートを買いました。
家におけるようなセンスの良い置物を探したのですが、なかなか見つかりませんでした…
それからランチは毎日、外で済ませました。
ご参考までに今回、ランチに行ったレストランは
・Il Giardino (イタリアン)
・Biah Biah(インドネシア家庭料理)
・Indus(渓谷が絶景!)
一日はホテルのマウンテンバイクをレンタルして、ライステラスが見える場所までサイクリングしました。
「地球の歩き方」(13~14年版の27ページ)を参考にして行ったのですが…
自転車では通れないような激しい獣道があり、自転車を肩にかつぎ崖を上ったりと、印象深い、かなりワイルドなサイクリングとなりました。。。

午後、お部屋に戻った後は、プールへドボン。

お部屋でバリニーズマッサージもしてもらいました。
ホテルのお部屋でのマッサージは快適ですが、お値段も高いので、外のマッサージ屋さんにも何度か行きました。
ただ、外のマッサージ屋は肌の弱い方はダニに刺されるので、キレイなお店を選んだほうが良いと思います。


夜は2晩、ウブド王宮へレゴンダンス鑑賞に出掛けました☆
色鮮やかな衣装と化粧をほどこした踊り手達が、バリ独特の手つき腰つきで話を繰り広げていきます。
話の内容はよく分からなくても、ガムラン(大中小さまざまな銅羅や鍵盤打楽器に合奏の民族音楽)の音色に合わせた踊りを見ているだけで、異世界にいるようで楽しめました。

ホテルから徒歩5分ほどの場所にあるレストラン”WILD GINGER”
家庭料理が人気で、夜遅くまで開いているので、レゴンダンス鑑賞の帰りに寄りました。

レゴンダンス鑑賞以外の2晩はホテルのルームサービスでディナー!
すべてインドネシア料理を注文したのですが、どれも美味しくて大満足。
ちなみに輸入ワインはタイ同様、酒税の関係でとっても高いので、ボルドーのハーフボトルワイン4本を日本から持参しました。
地元インドネシアのワインはDELTA DEWATAなどの近隣スーパーで手に入るので、訪問したsababay ワイナリーの白ワインを一本のみました。

リゾート地というとお部屋やプールでのんびり、が一般的かと思いますが、ウブドには興味深いアートや舞踊などの文化や美味しいインドネシア料理、ワイナリーもありますので、出掛ける場所がたくさんあり充実の毎日でした☆
[pinomayu]

 


ブログTOPへ