タイ GranMonte Asoke Valley 2 ぶどう収穫作業


さてさて、今まで世界中のワイナリーに行きましたが、収穫作業に参加するのは、
初めてです。どうなりますことやら・・・。

畑に向かうと、いつの間にか沢山の作業員の方々が、ピッキングを開始していました。
本日は、赤ワイン用品種の収穫だそうです。私も数名のおばさま達とチームを組んで
収穫を開始します!

この様な強力なはさみを使って、葡萄の根元の茎を切断していきます。
時々、間違えて葡萄の実を傷付けてしまうと、ブシュっと果汁が吹き出てきます。
それほど難しくはないのですが、葡萄が垣根の下の方に付いているので、腰を
かがめる必要が結構あり、長時間続けると少々タフに感じます。

これは、シラーズ、この地方の赤葡萄の主力品種です。白の主力は、シュナンブランで、
赤のブレンド用にカベルネやグルナッシュ、白のブレンド用にヴィオニエ等も広く栽培
されています。

収穫した葡萄は、赤や青のカゴにどんどん入れていきます。詰めすぎると下の方の
葡萄が潰れてしまうので、あまり一杯にはしないようです。

おばさま達は、流石手慣れたもので、私なんかよりずっと素早く葡萄を摘んでいきます。
皆さん良い方達で、タイ語でしきりに話掛けて下さるのですが、申し訳有りません、
さっぱり分かりませんでした。愛想笑いを振りまくので精一杯(苦笑)。

用意してあったカゴに葡萄が入ると、今度は、それをトラクターで醸造所へ
運んでいきます。醸造所は、畑のすぐ隣にあるので、時間のロスも殆どありません。

さようなら、美味しいワインになっておくれ〜。
因みに、GranMonteは、片手間にワイン作りを行なっている観光農園ではなく、
高品質なワインを生産する本格派ワイナリーです。

12時になると、お昼休憩。ゾロゾロと帰路に付きます。私は、これでお役御免。
最初は、ほんの少しだけ収穫の真似事をさせてくれるのかと思いきや、ガイダンスも
殆ど無しで約2時間。ぶっ続けで収穫作業に従事させて貰いました。
良い経験をさせて頂き、本当にありがとうございました!<続く>

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