タイ GranMonte Asoke Valley 1 ゲストハウス到着
これから6回に渡って、タイのGranMonte Wineryへの旅行記を書いて行きます。
今回、故あってwinebuffの一人旅となりました。
GranMonteは、1999年創業の家族経営ワイナリーで、バンコクから約200km離れた
ところにある世界自然遺産カオヤイ国立公園に隣接しています。
この辺りは、数軒のワイナリー以外に高級リゾートや牧場等が点在する、日本で言う
ところの軽井沢の様な地域です。
空港から直接、GranMonteで予約したタクシーに乗ってワイナリーへと向かいます。実は、
飛行機がかなり早く着いたため、早朝のスワンナプーム国際空港でかなり待ちました。
車で約2時間、静かで落ち着いた雰囲気のワイナリーに到着です。GranMonteの畑は、この
地所だけのシングルビンヤードで広さ約15ha。周囲からは、鳥のさえずり以外何も
聞こえてきません。
畑は、丁度収穫時期という事もあって、青々と茂った葉の間に美味しそうな葡萄が
撓わに実っています。
このワイナリー(正確には、エステイト)には、ワインの醸造設備やレストラン
だけでなく、小さいながらもゲストハウスが完備されていて、ゆっくり滞在しながら
ワインを心ゆくまで楽しめるんです。では、早速チェックインをして朝食を頂きましょう。
朝の6時に空港を出発したので、まだ8時過ぎです。
エステイトに唯一あるレストラン VinCottoでブレックファスト、ランチ、ディナーと
全てとる事が可能です。VinCottoとは、ワインの天然果汁から作る甘味料の名称です。
メニューは、タイ料理メインかと思いきや、タイ風アレンジのフレンチでした。
味付けもマイルドで、ワインとのマリアージュを意識しています。
ディナー限定でテラス席の利用も可能です。一度利用をしましたが、池に面したテラス席が
ライトアップされると少し幻想的な雰囲気になります。朝は、食事狙いのハエが出没するので
基本屋内の席で頂きます。
朝食の最初は、100%のグレープフルーツジュースです。翌朝は、もう一種類の
オレンジジュースを頂きました。
卵は、スクランブルエッグやフライドエッグもあったのですが、ここでは、タイスタイルの
Krata Eggs(うずら卵)を選択。刻んだポークやエビが乗っかっていて、ガーリックブレッド
が添えてあります。
豚スペアリブのおかゆです。あつあつなのですが、ポークが良い具合におかゆに絡んで
食が進みます。
さて、朝食も終わったので、ゆっくり部屋で寛ぎますか・・・、と思っていたら
サーブをしてくれたスタッフの方が携帯電話を私に差し出しました。
なになに、タイに知り合いなんていないよ、と思いながら電話に出ると、何と相手は、
オーナーマダム。
マダム
「今日は、スペシャルな日で収穫作業があるんだけど、参加してみない?」
私
「はははっ、サイトシーイングではなく、ワーキングですか?
もちろん参加させて頂きますよ。」
オーナーマダム
「大変結構。それでは、早速今からやってもらうわね。」
私
「ええっ、今直ぐですか。了解しました!」
という事で、取る物も取りあえず、帽子とサングラスを着用し、日焼け止めを塗りたくって、
収穫作業に初参加です。<続く>