悲運の CASE BASSE

  • 2013年04月11日
  • Wine

昨年(2012年)12月の話題になりますが…

イタリアのBrunello di Montalcinoの中でも有数の造り手であるジャンフランコ・ソルデーラ氏のワイナリーCASE BASSEで熟成中の樽から6万リットル以上が下水道に流されるという事件が起こりました。
犯人は2週間後に逮捕されて、元従業員の39歳の男ということですが…

被害にあったのは、2007~2012年のビンテージほぼすべて、約6万リットル、推定約500万ユーロ以上、日本円だと約5億以上。
ボトル1本750mlで換算すると9万本以上分。
Brunelloの通常5年の熟成とさらにCASE BASSEでは、もう1年熟成させるので6年熟成させてから世の中に出てくるので、2007ものは今年(2013年)以降に出てくるはずだった。
2006年産は高いもので1本180ユーロ(約2万)で取り引きされていたそう。

なんとも、びっくりな勿体ない話。。。
そして、もうひとつびっくりだったのが
<<自慢話になってしまうかもしれませんが>>
昨年3月にトスカーナワイナリー巡り旅行に行った際に、この CASE BASSE 2004 を購入してきていたことです!!
写真の右から2番目 SOLDERA と書いてある一本です。
今頃、かなり高値で取り引きされる一本になっていることでしょう。
もともと何年か寝かすつもりで購入してきていましたが、ますます飲めなくなってしまいました。。。

[pinomayu]


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