みんなのワインダイアリー
ピノノワール / 山崎ワイナリー
国名 : Japan地域 : Hokkaido種類 : 赤年度 : 2010価格 : 色 : 3 香 : 3 味 : 3 総合 : 3推薦 : する日付 : 2016/08/06場所 :
'10は恵まれた年であり野生酵母のみで発酵、フレンチオークで8ヶ月熟成。熟成ささせてから飲もうと決め今日に。木苺、樽由来の複雑性、鼻腔にはしっかりと樽由来の複雑性が感じられる。エレガンスとは違う、出汁系とも違う、ただ、トップにはボーヌとカリフォルニアPNの古酒の入り混じった様な。濡れた雑巾(いい意味で)、深く底が見えない森の中に隠れた泉にトリップするかの様な香り。しっかりとした骨格を持ち熟成の極みか。なんて力強く、樽熟成のバランスの良さ、誰が日本のPNと思えるか?伊PNなら近いものが見つかるかも知れない。樽熟成の古酒で。ただ、ここまで樽に負けない果実味をもつものがあるのか?と低い経験で思う。良年と呼ばれるこの年でどの様な葡萄が出来たのか知りたい。熟成させて良かった。3日後、腐葉土、苔等エレガンスなアロマ、均整がとれていてアフターに伸びる酒質から長期熟成出来得る事は間違いない。塩を舐めながらだと、より滑らかな印象。不思議と酒質が目立たなくなった。
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