ワインとお宿 千歳 & 天橋立ワイナリー


3月下旬に天橋立ワイナリーのオーナーの隠れ宿「天橋立温泉 ワインとお宿 千歳」に泊まりました!
雑誌やWEBなど様々な媒体で紹介されていて、一度泊まってみたい宿でした。

京都駅からレンタカーで向かったのですが、京都観光が押せ押せになり、宿の希望チェックイン時間が午後6時のところ、到着は7時頃になりました…
この日は京都駅から約2時間かかりました。
京都市内が花見のピークシーズンで市内を抜けて高速に乗るまでが時間がかかったので、渋滞がなければ京都駅から1時間半で到着できると思います。

チェックインが遅くなったので、到着後、間髪入れずに早速ディナータイムです…

まずは、折角なので天橋立ワインをハーフでいただきました。
あとの2銘柄はグラスでいただきましたが、どちらもコンディションも良く美味しかったです。
ボトルワインもオーナーの集めた数万本以上のセレクションの中から選ぶことができますが、グラスでも赤も白も6種類ほど用意があるので、飲む量などによって組み合わせることができるので良かったです。
テイスティングに関してはこちらをご参照ください。

天橋立ワイン
SAVIGNY-LES-BEAUNE
Ch. PEYROUTAS


料理はこのような和洋折衷のメニューでした。
①前菜。京都豚のリエット白イカサラダ
②あさりのお吸い物。伊根漁港より本日のお造り。
③メイン。鰆のソテーソースブールブラン。京都和牛のロティエシャロットのソース。

④伊根筒川産、蕎麦粉の手打ち蕎麦。
宿の隣に蕎麦屋も経営していて、コースの定番メニューのようです。
⑤デザート。苺のマリネ&地卵を使ったキャラメルのアイス。コーヒー。

お料理はどれも美味しくて満足な内容でした~
欲を言えば、到着が遅れた分、食べるのを少し急かされた感がありました…
デザートをいただく頃には他のお客様も全員いなくなり、プレッシャーを感じたので、コーヒーはお部屋に持ち帰り、ゆっくりいただくことにしました。。。
折角ワインを美味しくいただくことが売りのお宿なので、食事もゆっくり取りたいお客様が多いのではないかと感じた次第です。


こちらが、オーナーご自慢のレストランに併設されているワインセラー!

こちらは宿泊棟の2階にある、さらに大きなワインセラーです。
フランスの名醸ワインを中心としたラインアップです。

宿泊棟のワインセラーのお部屋にはソファや雑誌なども置いてあり、食後にゆっくりワインを楽しみたい方は、利用できるようになっています。

宿泊したお部屋は「206号室こだま」の和室のお部屋で、広々としたベッドがありました。
4人家族でも泊まれそうな大きさです。
子供連れのご家族も宿泊していたようです。

お部屋でくつろげるように大きめの一人掛け用ソファもあり、写真の左の黒いソファはマッサージ機能付きです。
食後、少し休憩して温泉に入った後、マッサージで揉まれるのも快適でした~
冷蔵庫にはチョコレートが入っていたり、食後に夜食用のおにぎりをいただいたり、夜更かししたい方も小腹が満たされるようなサービスがありました!


朝食は、胃にやさしいお粥の和定食メニューです。

朝食をいただいたテーブル席からひょうたん型の窓の外を眺めると、奥に赤い橋が見えますが、天橋立につながる廻旋橋です。
今も現役で廻旋していて、大きな資材を運ぶ船が通るたびに、クルクルと廻っていて、観光名所となっています。

こちらが宿泊棟の建物で、1階にはディナーでいただいた蕎麦を提供している「龍宮そば」やお餅屋さん「智恵の餅ちとせ茶屋」。
近隣にはカフェ「Cafe du Pin」や「喫茶龍燈の松」、土産物店「ちりめん問屋」もあり、手広くご商売されているようです。


宿から徒歩10分ほどのところに天橋立を山の上から眺めることができる「天橋立ビューランド」があるので、モノレールで登ってきました。

朝早めで少しモヤがかっていますが、初めて眺める天橋立です!

お約束の股のぞき!
海と空が逆がなり、天に架かる浮き橋にように見えるとのことで多くの方が試していました。


モノレールを下りて、こちらも宿のすぐそばにある文殊堂を見学。
写真は文殊堂の立派な山門です。
夜はライトアップされていて、素敵な雰囲気でした☆


さて、宿をあとにして、車で30分ほど天橋立ワイナリーへ立ち寄りました。

ショップの隣にはパン屋さんと地元のお野菜などを販売しているマルシェ、レストランもあります。

ワイナリーは天橋立を望む阿蘇海に面しており、ぶどう畑も海に面する場所に広がっていました。
ワインの味に関しては、宿の方が「まだまだこれから。」と力説されていましたし、これからに期待したいと思います!
[pinomayu]

京都大原 三千院と宝泉院


3月下旬に京都を訪れました!
今回はや宇治や大原と市内を外して郊外の観光をメインにしました。

天橋立ワイナリーとワインとお宿千歳にも足を伸ばしましたので、こちらは別のブログでご紹介したいと思います。

その中の大原散策を紹介したいと思います。
京都市内はすでに桜が咲き始め、観光客でごった返していた時期だったのですが…
京都市内からは北東の山の上に位置する大原は桜の見ごろは4月下旬からのようで、観光客も少なめで静寂ののんびりとした雰囲気を堪能できました!
今回は三千院と宝泉院を散策しました。

◆三千院

天台宗五箇室門跡(ごかしつもんぜき)の一つで重要文化財の往生極楽院などの見どころがあります。
※門跡(もんせき)とは皇族・貴族が住職を務める特定の寺院、またはその住職のこと。
駐車場から土産物屋が立ち並ぶ風情のある坂道を10分ほど上っていくと到着です。

写真の御殿門をくぐり、受付のあとは客殿などの建物の中を通り、往生極楽院へと進みます。

緑の池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園が美しかったです☆

往生極楽院の建物です。
この中に金色の立派な国宝の「阿弥陀三尊像」が納められていて気軽に鑑賞できるのですが、写真撮影は禁止です。

わらべ地蔵がとても可愛らしいです^^

苔むした庭園がなんとも素敵でした☆

◆宝泉院(ほうせんいん)

三千院から5分ほどテクテクと上っていくと到着です。
柱と柱の空間を額縁に見立て、庭を一枚絵として鑑賞する額縁庭園が有名です。

こちらは樹齢500年の五葉松の額縁庭園です。
観光客が多ければ、こちらの赤じゅうたんにギッシリ人が…という状況なのでしょうが、
女性の2人連れが先にいただけでしたので、譲り合ってゆっくり鑑賞できました☆
大原観光は閑散期が狙い目です!

入館料に抹茶と和菓子がついています。
和菓子の袋に
「大原魚山 風味ひととき 宝泉院」
と書いてありますが、魚山(ぎょざん)とは大原の1000年以上前の呼び名だそうです。
仏教音楽の発祥の地であり、念仏聖による浄土信仰の聖地として今日に至る地だそうです。

飾ってある素朴な野花もなんだか和みました☆

宝泉院をあとにして、駐車場に戻る途中にお土産屋さんに寄ったり、つまみ食いもしました。。。

みたらし団子はかなり好物なのですが、このみたらし団子は団子がやわらかくフワフワしていて、タレも甘さ控えめだけどこってり、近くにあったら、たびたび行きたいお店です。
店名はお食事処「芹生茶屋(せりょうぢゃや)」で三千院の表参道にあります。

こちらは漬物屋の「志ば久」です。
試食を上手に進める明るいノリの店員のおば様につられて、ついついお土産にとたくさん買ってしまいましたが、実際、味も美味しいです。
大原の辺りは漬物が名産品のようです。

京都の新しい一面や奥深さを感じることのできた大原散策でした!
[pinomayu]


ブログTOPへ