ドイツワイナリー巡り④リューデスハイムに宿泊


9月下旬に4泊6日でドイツのプファルツ地方(Pfalz)とラインガウ地方(Rheingau)のワイナリーをレンタカーで巡りました!
その様子を5回に分けてご紹介しています。
①プファルツ地方午前編
②プファルツ地方午後編と宿泊
③ラインガウ地方
④リューデスハイムに宿泊
⑤古城ホテルシェーンブルク宿泊

ラインガウ沿いのワイナリーを一日巡り、夕方、リューデスハイムの街に到着しました。
樽部屋ホテルに泊まります!

リューデスハイムの街に到着し、街の中心のライン川沿いの目抜き通りから細い道を一本入ると
宿泊した HOTEL Lindenwirt (リンデンヴィルト)の大きな看板が目に入ります。
アーチ型の門をくぐると、突き当たりがホテルの駐車場広場になります。

左手がホテルのレセプションです。

右奥に宿泊棟があります。
一見すると、普通のホテルですが、よく見ると駐車している車の奥の1階部分に丸い樽が見えるのが分かりますか?

今回は樽部屋102に泊まりました!
樽の高さは2m弱くらいでしょうか。

こちらが中から扉側を撮った写真です。
扉を入るとすぐの左右のわりと高い位置に棚があり、赤のギンガムチェックの布団カバーのシングルベットになっています。
寝心地はというと…寝返りが多い方は落っこちそうになって少し怖いかもしれません。
今回は9月末だったので大丈夫でしたが、もう少し寒い時期だと隙間風が入るというクチコミも見かけました。。。

樽部屋の寝室の奥は、普通の居住スペースになっていて、右に少し広めのソファーがあります。
樽部屋のベットで寝るのに抵抗がある方は、こちらをベット代わりにできると思います。
左側には小さなテレビとクローゼット、テーブルや冷蔵庫があります。
そのさらに奥に一番広めのバススペースがあるのが、すべてです。
リューデスハイムの街に観光スポットがたくさんあるので、寝るのがメインの部屋としては充分なスペースでしょうか。
でも、翌朝、ゴキ〇リちゃんがトコトコ歩いている姿を見かけましたので…
正直なところ、話のネタ以外では積極的にお勧めする部屋ではありません。。。
私達にとっては、良い思い出となる珍しいホテルでした!!

ホテルを出て、街の散策開始です。
閉店前にまずはワイナリーへ向かいました。

◆ワイナリー10<ゲオルク・ブロイアー Georg Breuer>

ホテルから徒歩5分くらい、リューデスハイムの街なかワイナリーです。
この日は運転がありませんので、リースリングを5種テイスティングさせていただき、1本購入しました。
33haの畑の85%リースリング、その他ピノノワール、ピノグリなど。
リューデスハイムの街の西側斜面の上がリースリングの grand cru や premier cru などの良質畑だそうです。

左の時計塔の建物が醸造所となっており、観光ツアー客の方々が入って行きました。
それにしても観光地なだけあって、店員の方がそっけないです…
フレンドリーな人々ばかりだったプファルツとは大違いです。
毎日、多国籍な様々な観光客が訪れるのだろうから仕方ないのかなぁ、と。。。

◆ワイナリー11<カール・ユング Carl Jung>

リューデスハイムの街を駅方面へ歩いて行くと、大きな CARL JUNG の看板と畑、奥に古い塔を中心に建て増しされた、目立つ建物が目に入ります。
この建物が醸造所になっています。
ワイナリーの詳細情報が見つからないのですが、1868年創業の老舗のワイナリーのようです。


CARL JUNG の左隣にはブレムザー城があり、現在は中がワイン博物館になっています。
ワイン作りに必要な道具や各時代のワイングラスなどが展示されています。

ワインの販売やテイスティングも受付で行っていました。
3階からのライン川の眺めはキレイでしたが、
展示室の床には埃がかぶり、ほったらかしの様子でしたので…
時間がない方はスルーしてください。。。

さて、次はリューデスハイムで一番の観光スポット「つぐみ横丁」です。


細い坂の通り沿いに、ワイン酒場やお土産屋さん、レストランなどが所狭しと並び、いつ行っても賑わっている、楽しい雰囲気の通りです。
こちらでワインやドイツ定番のFEILERのハンカチなどをお土産に購入しました。

そろそろディナータイムです。
宿泊した Linderwirt 併設で、つぐみ横丁にも面しているレストランで食事しました。

ウィンナーやビーフステーキ、チキン、下にはベイクドポテト。
チーズパスタとサラダ。
ドイツらしい、がっつり料理です。

勿論、ラインガウ地方の白ワイン、リースリングを合わせました。
PETER OHLIG Alte Reben 2011
前半は石灰、ミネラルな香りとレモンやライムのニュアンス。
後半は黄桃のような香りに変化し、もう少しトロピカルな感じが加わり、ふっくらしてきました。
リューデスハイム近くのリースリング畑で、Alte Reben は古木の意味でした。
GOOD CHOICE なワインでした。

酔いもほど良く回って楽しい気分の頃、今回のドイツ旅行ではまだ美味しいデザートを食べていない、という話になり、デザートは場所を変えて探すことになりました。
楽しそうな音楽の聞こえてくるレストランに、美味しそうなチェリーとキルシュのワッフルの写真を見つけました!

店内に入ると、ステージ上には多国籍な音楽を奏でる女性と男性。
ステージ前では、初老のカップル達が入れ替わり立ち替わり、音楽に合わせてダンスを踊っていました。

そんな様子を眺めながら、チェリーとキルシュのワッフルをいただきました~
ん~、美味!
こうして、リューデスハイムの夜はふけていきました。


翌朝は朝一番で展望台ニーダーヴァルトまで登るゴンドラリフトに乗りました!
修学旅行らしき子供達の団体がいました。


リューデスハイムのぶどう畑の斜面の上を通過していきます。

頂上には1871年のドイツ統一を記念して、1883年に建てられたゲルマニアの女神の記念碑があります。
展望台からはライン川のパノラマを眺めることができます。
朝だったので、朝日が川に反射してキラキラとしていました。

帰り道のゴンドラからは、ちょうど手摘みのぶどう収穫作業中の様子をカメラに収めることができました。
なんだか、美しい光景!
こうやって丁寧に一房一房、収穫して、私達の手元に美味しいワインが届くのだわぁ、と感じます。
収穫作業はまだ体験したことがないので、いつか体験してみたいです。


今回は乗りませんでしたが、リューデスハイムの街中やおそらくぶどう畑を通るワイントレインが走っています。
フランスのサンテミリオンでは乗りました。
街の景色やぶどう畑を気軽に眺めることができるので、お勧めです。


◆ワイナリー12<ヨゼフ・ライツ Josef Leitz>
さて、街をあとにして、リューデスハイム郊外のワイナリーをもう一件ご紹介したいと思います。
民家が立ち並ぶ坂道沿いに普通の一軒家のように佇んでいました。
裏庭に醸造所らしき施設がありました。
第二次大戦でリューデスハイムのワイナリーは全壊したが、現オーナーの祖父ヨセフ・ライツが再建した。
孫である現オーナーヨハンヌ・ライツがワイン栽培を勉強した後、1985年に引き継ぎ、畑を3haから40haに拡大しドイツ国内でも国際的に評価の高いワイナリーへと発展させた。
99%リースリング、1%シュペートブルグンダー。
オフィスがあり人が常駐していた。
ショップはないがワイン販売は行っていたので、一本購入。

次回は最終回、
⑤古城ホテルシェーンブルク宿泊
でアスマンスハウゼンのワイナリーを巡り、ライン川沿いの古城を眺めながら、シェーンブルク城を目指します。

[pinomayu]

ドイツワイナリー巡り③ラインガウ地方


9月下旬に4泊6日でドイツのプファルツ地方(Pfalz)とラインガウ地方(Rheingau)のワイナリーをレンタカーで巡りました!
その様子を5回に分けてご紹介しています。
①プファルツ地方午前編
②プファルツ地方午後編と宿泊
③ラインガウ地方
④リューデスハイムに宿泊
⑤古城ホテルシェーンブルク宿泊

プファルツで1泊した後、レンタカーでラインガウを目指しました。
車で1時間半くらいと高速を使うと、わりと近いです。

◆ワイナリー1<ベッカーJ.B.BECKER>

13haの畑のうち75%リースリング。
その他、シュペートブルグンダー、ミュラートゥルガウも。
写真の建物がオフィスのようでしたが、留守のようでした。
目の前がライン川で散歩中のおじさま方が画になっていました。

◆ワイナリー2<ラングヴェルト・フォン・ジルメン Langwerth von Simmern>


門にも建物もワイナリーのロゴが隠れるくらいのつたが覆う。
ラングベルト・フォン・ジルメン家の歴史は1464年まで遡る。
広々とした庭があり、古い大きな圧搾機も置いてありました。
このつたの覆う建物がハッテンハイマー城なのかな?

◆ワイナリー3<コーグラー J.Koegler>

フォン・ジルメンワイナリーの道を挟んで、すぐ向かいに位置する。
グーテンベルクが1467年に世界初の聖書や辞書を印刷したことでも有名な建物があるワイナリー。
ラインガウ地域は Robert Weil も含めブルー系のワインラベルがとても多い。
併設のホテルも4つ星で評価が高い。

◆ワイナリー4<ロバート・ヴァイル Robert Weil>

門を入ると左手に近代的な醸造施設があり、右手には日当たりの良い丘の斜面が一面に広がっています。
90haの畑の100%がリースリングであり、世界的にもドイツリースリングの代表格です。

初代ロバート・ヴァイル氏の時代に建てられた歴史ある邸宅風ワイナリー。
左奥に見えるのはキードリッヒの街のゴシック建築の聖バレンタイン教会。
さすがの貫禄と美しさ!

モダンなインテリアのショップ。
ワインを購入すると、ロバート・ヴァイルのブルーカラーのトランプやシールをおまけにもらいました。
このブルーカラーは設立当時のドイツ皇帝ヴィルヘルム二世が好きな色だったからと、店員の方が教えてくれました。

◆ワイナリー5<クロスター・エバーバッハ Kloster Eberbach>

1136年に建築されたエバーバッハ修道院を所有するワイナリー。
ライン川沿いの観光名所でもあります。
ぶどう畑は247haで85%リースリング、10%シュペートブルグンダー。
VDPの創設メンバーのワイナリーでもあります。

一番右の古い圧搾機には1668年と書いてありました。
広い敷地の中の修道院や修道士達の宿舎だった部屋、病院、博物館などを有料で一周できるようになっています。
教会のステンドグラスもカラフルではなく質実剛健な雰囲気でした。

こちらの写真は修道士達の共同宿舎だった部屋で1250年頃建てられました。
初期ゴシック様式で74mのある大部屋は希少価値があるそうです。
ワイナリーショップやホテル、レストランなども併設しています。

◆ワイナリー6<シュロス・ラインハルツハイウゼン Schloss Reinhartshausen>

1337年からワイン作りが始まった老舗。
城部分は併設の五つ星ホテルとして使われています。
こちらの写真はショップの様子。
ここのラベルもブルーカラー。
ショップの方によると、初代がプロイセン出身なのでプロイセンブルーなのだろう、とのことでした。
ワイン以外のお土産もところ狭しと並んでいました。
10人以上のグループでのテイスティング、セラーツアーがあります。


洗練された雰囲気の豪華な五つ星城ホテル。
3つのレストラン、16の会議室があり、フランクフルトやヴィースバーデン、マインツからのアクセスも良い場所にあります。
テラスに面した日当たりの良いレストランで、そろそろランチタイムです。
テラスの外、左奥にはライン川を眺めることができます。
sandwichとポテト、チキンサラダという軽め、しかし高価で優雅なランチとなりました~

◆ワイアンリー7<シュロス・ヨハニスベルク Schloss Johannisberg>


車通り沿いから入ると正面に見える建物はヨハニスベルク城の裏側であり、表側は写真のような斜面となっていて丘の上に建っているのが分かります。
正面側がラベルに描かれています。
35haの畑は100%リースリングで、フルボディでコクとミネラルのあるワインを生産している。
1721年の樽セラーがあり、世界一古いリースリング生産ワイナリーだそうです。
ショップに置いてあった古い圧搾機には1777という文字が見えます。
1980年に買収した隣の G.H.vom Mumm のワインも販売していました。
レストランも併設しています。

◆ワイナリー8<フォン・ムム G.H.vun Mumm>

1980年から隣のヨハニスベルクの所有となっているが、生産はそれぞれ独立しています。
ショップ販売はヨハニスベルクで行っていて、こちらには見当たりませんでした。
65haの畑に84%リースリング、11%シュペートブルグンダー、5%ピノブラン。
「マム」と読むのが一般的だと思いますが、ドイツ語読みでは「ムム」のようです。
フランスシャンパーニュのMummとの関係は?
と感じると思いますが、こちらが本家でシャンパーニュが分家のようですね。

◆ワイナリー9<シュロス・フォルラーツ Schloss Vollrads>

ヨハニスベルクやムムから車で、さらに丘をトコトコ登ると畑と優美なフォルラーツ城の姿に目に入ってきます。
80haの畑でリースリング100%。
世界最古のワイナリーのひとつです。

左は城の母屋につながる門の部分。
右はワイナリーのランドマークとなる塔でローマの要塞塔として1330年頃作られました。
グループツアーの方々が説明を聞いていました。

ショップとテイスティングコーナーの様子です。
こちらでリースリングのチョコレートとリースリングジャムを買いました。
リースリングジャムはアルコール分も残っていて本格的な味でした。

さて、この日もワイナリーを精力的に周り、夕方にはリューデスハイムの街に到着です。
次は ④リューデスハイムに宿泊
で、樽部屋ホテルに泊まります!

[pinomayu]


ブログTOPへ