みんなのワインダイアリー
Veuve Clicquot Ponsardin Brut ヴーヴ クリコ ポンサルダン ブリュット イエローラベルNV
国名 : France地域 : Champagne種類 : 発泡年度 : 価格 : 3999円色 : 4 香 : 4 味 : 4 総合 : 4推薦 : する日付 : 0025/05/01場所 : 自宅（家族初の海外旅行予約記念）
フランス北東部シャンパーニュ地方AOCシャンパーニュ、パリ盆地の東部に位置する。葡萄品種はピノ・ノワール56%、シャルドネ28%、ピノ・ムニエ16%、淡い黄金色。1772年にランスの銀行家であったフィリップ・クリコ・ミュイロンが妻の資産の1つに葡萄畑があったことからシャンパーニュ・メゾンを設立しました。2代目フランソワ・クリコは父の銀行業よりもシャンパーニュ造りに夢中になり、フランス大革命の余韻が続く1798年、ランスの大富豪の娘ニコル・バルブ・ポンサルダンと結婚し、1802年には父から受け継いだ銀行業を放棄しシャンパーニュ造りに専念します。しかし翌年1803年、フランソワが突然急死し、当時27歳で3歳の娘のいた未亡人（ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン）は夫の意志を継ぐ決意を固め、シャンパーニュビジネスを引き継いだ。その後1803年に勃発し、1815年まで続いたナポレオン戦争時に処刑、暴動、革命干渉の為の外国軍の占領といった時代を乗り切り、生産数及び販売数を拡大、ロシア帝国の王室への売り込みに成功するなど、諸外国への輸出も増加した。また第一次世界大戦や第二次世界大戦で葡萄畑及び生産施設にダメージを受けながらも、彼女が継いだ時僅か5万本の生産量であったが、マダムが亡くなった年には300万本を生産するほどまでに発展させた。マダム・クリコは醸造技師の手を借りて、シャンパーニュの澱を取り除き澄澄んだ美しいシャンパーニュを造る研究を重ね、澱を取り除くための台“ピュピトル”と、ボトルを毎日少しずつ回転させる作業“ルミュアージュ”を開発し、19世紀初頭まで澱が混ざり濁っていたシャンパンを今日のように透明な液体に変える事に成功した。今も偉大な女性と呼ばれるマダム・クリコ、1772年の創業以来“品質はただひとつ最高級だけ”という信念のもと、1987年ルイ・ヴィトンと合併した今日も世界120ヶ国以上で販売されている。ピノ・ノワールを主軸に、ピノ・ムニエとシャルドネが加えられ、果実とブリオッシュのような香りにバランスが取れた味わい、際立ったフルーティーさが印象的な伝統の辛口シャンパーニュ。
|
ワインコミュニティ - 日本最大のワイン口コミサイト
© 2024 2VISITAS.COM All Rights Reserved.
