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グリメッロ ブォン コンシーリオ リゼルバ/ アール ペペ(ネッビオーロ)
国名 : Italy地域 : Lombardia種類 : 赤年度 : 2001価格 : 色 : 3 香 : 3 味 : 3 総合 : 3推薦 : する日付 : 2015/08/23場所 :
20〜25日間の醗酵、4年間の栗ないしオーク製の大樽熟成、4年間の瓶内熟成、テンションの高いぶどうが獲れた年のキュヴェ。透き通ったルビー、やや褐色してるかな?イチゴジャム、PNを彷彿させるトップに始めてイタリアのピノという言葉を思い出す。他にムスク。口当たりは水の様に瑞々しく、飲み口がとても滑らかながら、緻密なタニックが口の中ですぐに現れる。余韻にまでは引かない。まだ生きた酸はバランスよい。余韻に鉱物をイメージするものを覚える。数十分でチョコのニュイ、線が細いながら辛口な仕上がり。スモーキー。4日後、トップに紹興酒のニュイ、燻製香、コーヒーのロースト香、不思議な樽の味がある、樽由来の甘味というか複雑性が。開けたてとは印象が違う。もうちょっとイタリアらしくも陰性のニュイながら、酸と熟成による樽と重なる果実味は一体として形成されている。マッチの燃えかす、炭。すごい、この辺りがピークなのかとも思うがこれまでに出会った事のない味わい深さ。決して、一般向けではない、ただ、出会いそして味わっておきたい、知っておきたい、そして時間と共にゆっくり変化を楽しみたい。 そういえば、どことなく、高級でないAcブルもしくは村名の古酒を思わせるが、ここまで主張してる訳じゃない樽感とボリュームはでない。そんな相違点を思う。派手でないが、奥行きのある個性。バルバレスコやバローロには絶対ない、テロワールか?
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