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シャンボール ミュジニイ v.v/ ヴァンサン ジラルダン[稲葉]
国名 : France地域 : Chambolle-Musigny種類 : 赤年度 : 2007価格 : 色 : 3 香 : 3 味 : 3 総合 : 3推薦 : する日付 : 2015/04/29場所 :
18ヶ月の樽熟成、未清澄無濾過、樹齢55年。バルサム、チョコ、紹興酒、森の下生え、鉄。緻密なタニックと酒質の高さがボリュームを感じさせる。そもそもこれ程の味わい深さをこの造り手で出会えるとは思はなかった。これまで開けてきたのは明らかに早すぎたのだと反省する。この価格帯でこれほどの古酒による感動に出会える事に驚愕を覚える。古酒の深みにハマりそうな、味わい深さ。エレガンスとはいかないがフィネスは充分にある。ただ、この日の出来事を忘れてはいけない。7日、更に乗ってきた！キノコ、余韻にナチュラルな果実香、艶美な味わい、幸せな思いに浸れる味わい深さ、ブルゴーニュの極みシャンボールの極みだ。美しい酸と果実味は一体しそれが余韻として続く、ボリュームもあるが、ヴォーヌにもジュブレにもない気品をシャンボールで初めて出会えた。調べたらシャンボールのエレガンスには石灰質によるミネラルにより引き締まり洗練された優雅さが生まれ、畑が小高い位置にあり、熟しすぎず酸をしっかりと保つ葡萄を収穫できるが為エレガンスに仕上がるミネラルと酸が豊富なお陰で最もエレガンスなワインになるのだとか。たしかに、リリース間もないシャンボールはどこか酸が強くまとまりがない平凡さすら感じられるのはこのせいなのかも。という事は酸が多い分、熟成されないと本領発揮はしないのかと考えられる。初めてシャンボールに惚れたワインである。
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