みんなのワインダイアリー
メルロー/ドメーヌ コーセイ
国名 : Japan地域 : Nagano種類 : ロゼ年度 : 2022価格 : 色 : 3 香 : 3 味 : 3 総合 : 3推薦 : する日付 : 2024/07/10場所 :
長年シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー醸造責任者として尽力後に渡仏。片丘地区は北アルプスの麗、松本盆地の南部に位置し、栽培地区は薔薇の樹に守られる。除梗・破砕後に果皮果汁種子をタンクに入れ浸漬、その後暫くして、淡いピンク色の果汁を別のタンクへ引き抜くセニエ。引き抜いた果汁は、デブルバージュ後の上清を段掛け仕込みし、よりフルーティに仕上がるように低温発酵。発酵後、果汁中の繊維質分や酒石を含む粗いオリを取り除きリー・フィーヌと言われる上質な酵母菌体のオリの上でワインを静置させ、オリからワインへ旨味を溶け込ませる シュール・リー製法により仕上げ、炭酸ガスが心地よく残る状態で瓶詰めとの事。クリスプ。チェリーピンク、淡く、若々しい、石灰、赤ピーマン、白桃、ピングレ、赤スグリ、製法由来の第二アロマなよるパンドゥミ、甘いアカシアのニュイが仄かに、山椒の葉を思わせるグリーンなスパイス、軽やかさながら苦味にも似た印象がテンションを持つ。第一:やや軽、甘:まろ、酸:優。軽やかながらコクがあり、ドライさも単調すぎず、メルローセニエのついで感的な造りかもと思ったが、夏の疲れた身体で赤はって時にコレはマスト。産地との適合性がないが牡蠣を用いて海と山のペアを感じてみたい。ブランドノワールのロゼ的スタイルにも感じ、興味深い。シュールリー×ロゼは適所でマストだと印象的な出会いだった。
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