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レ・ヴィエイユ/レスカルポレット[野村ユニソン]
国名 : France地域 : Languedoc-Roussilon種類 : 赤年度 : 2017価格 : 色 : 3 香 : 3 味 : 3 総合 : 3推薦 : する日付 : 2024/03/21場所 :
上位キュヴェで粘土石灰質土壌の南向き斜面に植えられた樹齢100年以上のカリニャンから造られ手摘みで収穫し、全房のままタンクへ投入し5日間のマセラシオン。古樽18か月熟成後、亜硫酸無添加で瓶詰。ラベルは書家の友人に描いてもらった古樹の根元を表現。ソムリエの傍らジャンマルクブリニョの手伝い、chルピュイで学び、影響はピエールオヴェルノワ。熟した黒系果実のフレッシュな香りに包まれます。ダークチェリーやプルーンと言った酸の綺麗な果実に加え、少々革っぽいニュアンスも加わります。時間の経過すると、熟成したナチュラルワインに感じられる梅カツオ出汁っぽさが前面に出て、スルスルと飲み進められます。2日目以降は南仏特有の土っぽい香りや胡麻っぽい香りが出て、液体の奥の方にほんの少しだけ不安定になるかも...と言うニュアンスを極少量感じる為、苦手な方は早めに飲むきりをお勧めとの事。紫がかったガーネット、インク、ダークプルーンやプラムの熟れた果実味や酸、黒胡椒、セメダイン、革はわからなくないがサク的余韻が両立するがアフターへの強調なく均整が取れ時間を共に旨味すら感じる。確かに南仏を思い描くナチュール系統の苦手感はなく、ただらしさ=テロワールとしての熟度やAlc由来の甘みがある。抜栓4時間後、予想もしていなかった着地点。南仏で興味深く美味しいワインに出会えた。今日は鉄分を狙い胡麻マグロレアステ。
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