みんなのワインダイアリー
デラロジック/アグリクール(委託:タケダ)
国名 : Japan地域 : Yamagata種類 : 白年度 : 2022価格 : 色 : 3 香 : 3 味 : 3 総合 : 3推薦 : する日付 : 2023/10/20場所 :
元テッタ栽培醸造担当。デラ99%、ナイアガラ1%.収獲期間:8/22~9/11.収穫時糖度:15-20(平均18).Alc:10%(比重995)総酸度:13g/L.pH:3.1。樹齢20年以上、草生栽培。デラメインの白ワインとオレンジの中間的な造り。前半収穫の半量ほどを10-14日間のマセラシオン、後半収穫の半量は全房で前述のMCしたものとプレス。委託先が繁忙期を迎えるまでに瓶詰めという約束で無理して場所をお借りして造り上げた1st。トータル1カ月の短期の仕込みで醸造。9月のまだ暑い時期収獲のデラの醸造作業は30℃前後の室外。'22は収獲前、収穫中の雨が多く、露地栽培かつ減農薬栽培にとっては大変厳しい年。ミルランダージュが多かった様で晩腐したのを使用して何とか糖度を確保。望んだ味わいには程遠い味わいにながらも個性的。なんでこうなったんだ?とあーだこーだ言いながら楽しんで頂ければとの事。フォクシー感は突出せず、酸化由来のバランス良い仕上がり。やや濁りのあるトパーズ、しっかりとした酸、コク旨で芳醇。やや乳製品を思わせるクセがトップニあるが口に含むとそれはなくアフターに余韻として僅かに着地。ややトップに漬物っぽさも仄かに見えるか?(開けたてのみの違和感)が、全体的には価格を見なければ私的に好印象。昔なら安納芋感と表してたかも。ナイアガラブレンドの美しい乳製品的官能的余韻がラス1に。
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