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サヴィニーレボーヌ ブルショ/シモン ビーズ[ラック]
国名 : France地域 : Savigny-les-Beaune種類 : 赤年度 : 2011価格 : 色 : 1 香 : 1 味 : 1 総合 : 1推薦 : する日付 : 2021/03/14場所 :
レ・ブルジョはマルコネにあるボーヌ寄りの丘とヴェルジュレス寄りの丘に挟まれた、ロアンと呼ばれる川沿いの区画。例年の20-30%の減産。ブルジョは色調は大変濃い。口中でも果実の濃縮味は強く、例年以上の濃縮感がある。また柔らかな甘みもあり飲みやすい。酸は少なめで丸みがある。BR・ぺリエール、フレッシュで繊細なPN。果実味がしっかりしている('12秋)。葡萄は良く熱し、糖度は低かった為、度数は低めで、よい新鮮味がある年になった。果皮は厚くワインに果実味とストラクチャーを与えた。と、いただいた'15の頃の資料にある。きた！全房らしい苺ミルク感、奥にはタニックと酸がしっかりおり、ルビー&ラズベリーレッドよりのガーネット。まだまだ熟成できるだろうかが、最初の飲み頃を迎えた頃だろう。獣臭にスパイス、甘草、ミネラリーでいてナチュール的、揮発的な酸に近いものが奥に感じるがこれは健全。この飲み慣れたオフ的な酸が消えるのだろうか？そして、どうしてここまでタニックなんだろう？エキス分が濃いというよりタニック強調されたフルボディ。ナチュール的な全房のある一つの形を見た。とても興味深く好み。ここまでの力強さに陰性な趣きは他にない。前回飲んだ時には見えなかった、同じ道を辿るそこ10年後の世界はとても貴重な体験だった。後半にはバルサムやチョコ、何故か藁っぽさ、どこから懐かしい風合いは和の(故郷)を想う。
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