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スチュードベーカー ピノ・ノワール / ムーンダーラ[ヴォルテックス]
国名 : Australia地域 : ヴィクトリア種類 : 赤年度 : 2016価格 : 色 : 3 香 : 3 味 : 3 総合 : 3推薦 : する日付 : 2019/05/16場所 :
'91年にニール-プレンティスによってヴィクトリア州ギップスランドの標高850Mの山あいに設立,確実に最高品質のピノノワールを造ることを目標として、高い割合の密植、91年に植樹してから灌漑や施肥がされておらず、1房の重さは僅か30g程度とかなり小さく、結果として単位収穫量10hl/ha未満に抑える。との事。華やかでいて美しい女性的な香りはベリーのキャンディと全房のニュイが入り混じり、奥にフレッシュハーブを感じる。飲み口は軽やかでいて味わいには濃淡がある、フルーティー。冷涼なヴィクトリアでこの様な明るく印象はどこからくるのか?支える酸が冷涼的と記述があるがそれなら成る程と言ったところか。これ程華やかで色彩豊かな香りを放つPNもそうない。驚愕のPN。スミレにも近いフラワーとフランボワーズ。ここまでグラスから溢れる様な香りは何故に現れるのか?冷やし気味が良いうのは整っている酸が?薄旨ながら濃淡のある味わいだから?冷やして1時間後、全く別のベクトルに。全房全開のミネラリーなPNに変容。あの溢れる様な香りのちょっとエロすぎる果実香は消えた…硫黄チックなニュイ。開けたては今思えば第二アロマの特徴が強すぎたかも。翌日、フレッシュな葡萄そのもののイメージ、味わいが余韻へ。
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